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演算子

■演算子
変数や定数に対して、基本的な演算を行わせるための命令が演算子です。演算が行われると、演算子はその結果を返しますが、返される値とそのデータ型は演算子と演算の対象となる値で決まります。JavaScriptの演算子には、算術演算子、代入演算子、など数字に対して行うものや文字に対して行うものなどがあります。

■算術演算子
足し算、引き算、掛け算、割り算、あまり、などを求める演算子です。簡単なものとしては以下のものがあります。
a+b
aとbをたす。加算(足し算) +
a-b
aからbをひく。減算(引き算) -
a*b
aとbをかける。乗算(掛け算) *(アスタリスク)
a/b
aをbでわる。除算(割り算) /
a%b
aをbでわったあまり。あまり %
●算術演算子の例
<html>
<head>
<title>算術演算子</title>
</head>
<body>
<form name=enzan>
<input type="text" name="sono1">と<input type="text" name="sono2">を<br>
<input type="button" value="+" onClick="enzan.kotae.value=eval(enzan.sono1.value)+eval(enzan.sono2.value)">
<input type="button" value="-" onClick="enzan.kotae.value=eval(enzan.sono1.value)-eval(enzan.sono2.value)">
<input type="button" value="*" onClick="enzan.kotae.value=eval(enzan.sono1.value)*eval(enzan.sono2.value)">
<input type="button" value="/" onClick="enzan.kotae.value=eval(enzan.sono1.value)/eval(enzan.sono2.value)">
<input type="button" value="%" onClick="enzan.kotae.value=eval(enzan.sono1.value)%eval(enzan.sono2.value)">
<br>
で、演算すると<input type="text" name="kotae">です。<br>
</form>
</body>
</html>
ボタンを作成し、ボタンを「onClick」つまり、クリックすることで演算を行うようになっています。「eval()」とは、文字列を数値に変換させるメソッドです。これの実行例はこちら

■文字列結合演算子
+(プラス)で文字列を結合することができます。
<html>
<head>
<title>文字の結合</title>
</head>
<body>
<script language="JavaScript">
<!--
var cat="猫は、";
var bird="鳥は、";
var koe1="にゃ〜♪<BR>";
var koe2="ぴよぴよ♪<BR>";
document.write(cat+koe1);
document.write(bird+koe2);
document.write("つまり、組み合わせによっては");
document.write(cat+koe2);
//-->
</script>
</body>
</html>
これの実行例はこちら

■インクリメント演算子(++)・デクリメント演算子(--)
変数の値を1増やしたり、1減らしすような処理をするときに使います。
a=b++
aにbを代入してからbの値を1増やす
a=++b
bの値を1増やしてからaに代入する
a=b--
aにbを代入してからbの値を1減らす
a=--b
bの値を1減らしてからaに代入する
「i++」と「++i」は異なります。変数xとyがあるとして、 「x=1;」とした場合、
「y=x++;」とすると、「xの値がyに代入されてからxに1を加えることになる」ので、yの値は1となります。
「y=++x;」とすると、「xの値に1加えられ、その後xがyに代入される」ので、yの値は2になります。
●インクリメント・デクリメント演算子の例
<html>
<head>
<title>インクリメント・デクリメント演算子</title>
</head>
<body>
<script language="JavaScript">
<!--
var i=0;
document.write(i,"<br>");
i++                 //ここで、「i=i+1」つまり、iに1を足しています。
document.write(i,"<br>");   //ので、ここのiは「1」です。
i++
document.write(i,"<br>");
i--
document.write(i,"<br>");
i--
document.write(i,"<br>");
//-->
</script>
</body>
</html>
最初、「i」という変数の値は0です。「i++」されるごとに、1足されて「i--」するごとに、1引かれています。ちなみに、これの実行例はこちら

■代入演算子
右辺の値を左辺の変数に入れることを代入といいます。数学のような右辺と左辺が同様という意味ではありません。
a=b
bをaに代入する
a+=b
aにa+bを代入する
a-=b
aにa-bを代入する
a*=b
aにa*bを代入する
a/=b
aにa/bを代入する
a%=b
aにa/bの剰余を代入する
●代入演算子の例
<html>
<head>
<title>代入演算子</title>
</head>
<body>
<script language="JavaScript">
<!--
var i=0;
document.write(i,"<br>");
i+=10
document.write(i,"<br>");
i-=1
document.write(i,"<br>");
i*=4
document.write(i,"<br>");
i/=2
document.write(i,"<br>");
//-->
</script>
</body>
</html>
これの実行例はこちら

■比較演算子
条件式といっしょに使います。
a==b
aとbの値が等しいか調べます。
a!=b
aとbの値が等しくないか調べます。
a>b
a式の値がbの式の値より大きいか調べます。
a>=b
a式の値がbの式の値以上か調べます。
a<b
a式の値がbの式の値より小さいか調べます。
a<=b
a式の値がbの式の値以下か調べます。

■論理演算子
右側、左側の条件式を評価して、それぞれ成り立っているかどうかでtrue(真)かfalse(偽)を返します。これは複数の条件式を評価するために用いることが多いです。
条件式a&&条件式b
aとbが成り立っていたら真(AND)
条件式a||条件式b
aとbのどちらかが成り立っていたら真(OR)
!条件式a
aが真の場合には偽、aが偽の場合には真(NOT)

■条件演算子
条件式と二つの値から構成され、2つの値のうちどちらかが返される値になります。
(条件)?値 1:値2
条件の部分は、評価すると論理値が返されるような式にします。これが真ならば、この式全体が返す値が「値1」に、これが偽ならば「値2」になります。

■演算子の優先順位
優先順位が高い順に表記していくと、
1.括弧(())
2.積、商、剰余(*,/.%)
3.和、差(+,-)
4.比較演算子(<.>,<=,>=)
5.等価演算子(==,!=)
6.論理積(&&)
7.論理和(||)
8.条件演算子(?:)
9.代入演算子 (=,+=,-=,*=,/=,%=)

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