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JavaScript見習所
超基本
■JavaScriptの作り方
JavaScriptは基本的にテキストエディタで制作します。HTMLを書いたことがある方ならばすんなりと入っていけると思います。
ちなみにもっとも基本的なHTMLの形は以下のとおりです。
<html>
<head>
<title>ここにタイトルが入る</title>
</head>
<body>ここに本文をかきます。 </body>
</html> |
■JavaScriptの書き方
<script language="JavaScript">
<!--
//-->
</script> |
「---]」部分にスクリプトを書きます。
基本的に、記号、英字、数字は半角で入力します。また、書くときは 大文字、小文字を間違えてはいけません。JavaScriptは大文字と小文字を区別します。
全角で入力するのは、ひらがな、カタカナ、数字だけです。それも、「" "」(ダブルクォーテーション)または「' '」(シングルクォーテーション)で囲わないといけません。この二つはどちらを使ってもOKです。算数などで、カッコをわかりやすくするために大カッコと中カッコを使い分けるみたいなものです。
JavaScriptの文の終わりには必ず「;」をつけます。忘れやすいので気をつけましょう。
ジャバスクリプトでは空白をたくさん使用します。空白を入れるためには、スペースキー、タブキー、エンターキーなどを使用します。
コメントを書きたい時、コメントの前にスラッシュを2つかきます。コメントは一行で書きます(改行しないで書く、ということです)
「/*」と「*/」で囲んだ範囲もコメントとして認識されます。この場合、コメントは複数行にわたってもかまいません。
■JavaScriptが表示できないブラウザのために
スクリプトを、このタグで囲います。これを追加することによって、JavaScript未対応のブラウザはこの部分を無視します。
このタグを書き込んでおくと、未対応ブラウザ上で「---」部分が表示されます。これはあまり使わないみたいですが。
■簡単なJavaScriptの例
<script language="JavaScript">
<!--
alert('こんにちわ〜♪');
//-->
</script> |
これをHTML内に書いてみましょう。HTMLを開いた瞬間に「こんにちわ〜♪」というダイアログが表示されます。
つまり、「alert()」は「ダイアログに()内を表示して」という命令なんですね。ちなみに「JavaScriptの書き方」でも書いたとおり、「alert」を「ALERT」と大文字にしてしまうと、動きません。
ちなみに、これの見本はこちら。
■JavaScriptを書くところ
基本的に、<head></head>タグ内または、<body></body>内に書きます。
HTMLは、上に書いてある順から実行されます。ジャバスクリプトをページの表示より先に実行したい場合は、<head>タグに記述します。
■JavaScriptで扱えるデータ
以下の4つの形式に分類して扱います。
型
|
例
|
数値 |
10,0.1,10e3など |
文字列 |
"Hello",Welcome'など' |
論理値 |
true(真)または、false(偽)のどちらか |
null |
null値、何もは言ってないことを示す特別なキーワード |
JavaScriptの数値型は、整数と浮動小数点の両方を扱うことができます。
1.整数
小数点以下を持たない数値のことです。正と負があり、表現できる最大の整数は、動作させるOSやブラウザによって異なります。10進数、8進数、16進数の三種類を扱うことができます。
2.浮動小数
少数以下を持つ数値のことです。正と負があり、小数点以下の精度はOSやブラウザによって異なります。少数以下を持った10進数、またはベキ乗の識別子(e,E)と指数を持った10進数を扱うことができます。
0文字以上の文字のことです。「" "」(ダブルクォート)「 ''」(シングルクォート)で囲みます。数字も囲むと文字として扱われます。また、間にスペースを入れた「空文字」もあります。
「true(真)」または、「false(偽)」どちらかを持っている値のことです。データの比較や判定に使います。
「何もない」ことを表す特別な値です。定義されていない変数を参照しようとした場合などに使用されます。「null値」は「何もない」という値を持っているため、文字列の空文字や、0とは異なります。
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