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自分がどこにいるかわかる

制作した自分はサイトの構造がわかっていても、ページを見てくれるユーザーがわかってくれるかどうかはわかりません。
ユーザーが探している情報に効率よくアクセスできるようにするためにはナビゲーションが重要になってきます。

わかりやすいナビゲーションを作るには、そのページにアクセスしてきたユーザーが何を必要とするのかを考えます。
ページの階層が深い場合、すぐにトップページに戻れるようトップへのリンクがあると便利です。
大コンテンツと小コンテンツがある場合、大コンテンツに戻ることなく小コンテンツ内を行き来するリンクがあると便利です。
…このように自分がもしこのページを使うとしたら?と考えて書き出してみるといいかもしれません。


■同じ階層のページにアクセスするリンクを作る

※コンテンツ前後のページへのリンクや、カテゴリーメニューなど同じ階層のページにアクセスするリンク

■上位階層に戻るリンクを作る

※トップページやカテゴリトップなど上の階層にアクセスするリンク

■トップページに戻るためのリンクを作る

※トップページに直接アクセスできるリンク
大抵は、ページ左上にあるロゴ画像部分にリンクをはります


トップページに戻る…はロゴにリンクをはっておけばまず間違いはありません。
でも、上位階層や同じ階層のページへのリンクはちょっと頭をひねらないと出てこないかもしれません。
ここで便利なのがパンくずリストです。
トップページ > カテゴリ名 > ページ名

このようにトップページからカテゴリ、そして現在のページまでが一度にリンクされます。
それぞれにそれぞれのページへのリンクを張ればユーザーとしてはとても便利です。
このスタイルシートメモも、ページの上部にこのパンくずリストを表示するようにしています。


ついでに、ポイント。
検索エンジンでは、他のページからのリンクが多いページほど、「良いページ」とされ、それが検索結果に影響します。
全てのページにトップページへのリンクをはることで、一応そのページのランクを高くする事が出来ます。
もちろん、リンクはトップページへのリンクでなくても効果はあります。
※絶大な効果があるわけではありませんが(^^ゞ
ロゴのトップページへのリンクとパンくずリスト、両方使う事をオススメします。

「自分がどこにいるかわかる」関連本

Akasa Rira
みつけたきせき