老けない肌の新常識/2006.6.4

★紫外線からおこるﾀﾞﾒｰｼﾞ
紫外線があたると皮膚には活性酸素が発生します。
この活性酸素がﾒﾗﾉｻｲﾄを刺激するとしみの原因になります。
活性酸素がｺﾗｰｹﾞﾝや弾力繊維を壊すとしわの原因になります。
まずはﾌｧｯｼｮﾝでもUV対策をする必要があります。
紫外線を浴びてしまった後は、活性酸素を消去するためにﾋﾞﾀﾐﾝC、ﾋﾞﾀﾐﾝEを含むｽｷﾝｹｱをしたり、食事をすることはいまや常識ですね(*^_^*）
ところが…通常の活性酸素とは全く違う活性酸素、一重項酸素。
これは紫外線を浴びたときに発生する活性酸素の一つなのですが…これが通常の活性酸素とは違うのは、ﾋﾞﾀﾐﾝCとﾋﾞﾀﾐﾝEがほとんど効かないことです。
ﾋﾞﾀﾐﾝCでもﾋﾞﾀﾐﾝEは他の活性酸素にはばっちり効くのですが、一重項酸素をほうっておくと、結局、紫外線による肌の老化を招くのです。
また一重項酸素は細胞内でｼﾐをつくり、細胞膜でしわの原因になってしまいます。

★一重項酸素撃退対策：ｶﾛﾃﾉｲﾄﾞ
一重項酸素を撃退してくれるのがｶﾛﾃﾉｲﾄﾞ。
自然界で、花や魚が鮮やかな色をしていますよね。
あれもｶﾛﾃﾉｲﾄﾞで紫外線から身体を守っているのです。
■細胞内で働くｶﾛﾃﾉｲﾄﾞ
⇒鮭、ｷｬﾍﾞﾂ
ﾍﾏﾄｺｯｶｽｶﾛﾃﾉｲﾄﾞ★さけ
ｻﾞｱｲｷｻﾝﾁﾝﾙﾃｲﾝ★ｷｬﾍﾞﾂ
■細胞膜で働くｶﾛﾃﾉｲﾄﾞ
⇒とまと、すいか、にんじん
ｽｲｶやﾄﾏﾄ★ﾘｺﾋﾟﾝ
にんじん★ｱﾙﾌｧｶﾛﾃﾝ、ﾍﾞｰﾀｶﾛﾃﾝ
これらを1日5mgずつ摂取すると◎。
■一日の摂取量
にんじん3/4ｺ
すいか1/20ｺ
にんじん1/4ｺ
さけ2.5きれ
ｷｬﾍﾞﾂ50g

これら二つを分けるのは面倒…そんな方におすすめなのが、ほうれん草またはかぼちゃがお勧めです。
これなら、細胞内と細胞膜の両方にｶﾛﾃﾉｲﾄﾞが作られます。
ほうれん草なら、1/4わ、かぼちゃなら1/13個
夜にとると、朝から効くので、ぜひ夜ご飯に取って下さい。

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